
またまたスキャナのヒドイ画像で申し訳ない。
諸般の事情によりシルバーのクーペ4ATに決めたわけだが、これは実は妥協の産物であって、理想はちょっと違う。
山吹色のクーペももちろん欲しかったが、一番欲しいのは赤いコンバーティブル。それもトップ(屋根)が黒、内装も黒などというありきたりのストイックなものではない。トップがタンで内装がホワイトのレザーという豪華アラブ石油王仕様(爆)である。これに6速MTを組み合わせれば最高だ。こういうスペシャルオーダーをシボレーは受け付けてくれるはずだから、YANASEを通じてオーダーすれば(運がよければ)半年ぐらいで手に入る。今回はSTSの車検切れなどで時間がないので断念したのである。
やはりスポーツカーはオープンボディが本命である。雨が降ろうが槍が降ろうがオープンのまま走る。この潔さがいいのである。それに比べたらクーペボディなどしょせん二流のスポーツカー使いだと謗られても仕方がない。信号待ちでオープンスポーツに並ばれたら素直に「参りました」と脱帽しよう(シグナルグランプリでは勝つけどね)。

ちなみに「クーペ」とはイタリア語で「カット」の意味。後ろがスパッと切り落とされたようなデザインをしているのがその語源。「ハードトップ」とはオープンカーにつける布でない金属やグラスファイバー製の屋根のことである。
一時派流行った「ハードトップボディ」とは、もちろんオープンカーにハードトップをつけたものではなく、それと同じような状態の屋根つきボディを持ったクルマのことである(意味不明?)。要するにドアに窓枠がないものと思えばよい。セダンやクーペだとドアを開いてみればドアには窓枠がある。スクリーンを下ろしても窓枠が残る。オープンカーには窓枠がないから、それにハードトップをのせても当然そうである。スクリーンを下げればドアの下の部分だけが残る(あたりまえだ)。
「2ドアハードトップ」だとか「4ドアハードトップ」などは、オープンカーにハードトップをのせた状態をイメージしたクルマである。もちろん屋根とボディは一体化していてはずすことはできないが、4枚のスクリーンを全開にすればセンターピラーもないスッキリとした状態になる。まあ、クーペやセダンとはそれだけの違いしかないのだが、なんとなくお洒落なイメージがあるので一時の国産車や昔のアメリカ車には多かった。センターピラーがないのでボディ剛性が大幅に落ちるということで最近は見かけない。