この年にして初めて東京タワーに登ったのである。展望台の高さは150mと、今やその辺の50階ぐらいのビルと変わることはない。雨が降っていることもあり、眺めも別にたいしたことはなかったので早々に引き上げてきた。
ところがCORVETTEに乗り込もうとするとドアが開かない(汗)CORVETTEは電波によるキーレス・エントリーだから、キーのリモコンを身につけていれば自動的にロックが解除されるのである。いままでこれが作動しなかったことはない。そういえば、タワーの駐車場でエンジンを止めたときにわけのわからないメッセージが出て、しばらく警告ブザーが鳴りやまなかった。スターターボタンを適当に押したら鳴り止んだので、そのままタワーに登ったのだが、どこかが壊れたのだろうか?
納車の時、確かセールス氏が緊急の時のドアの開け方を教えてくれた。そのときは面倒だから聞き流していたのだが、こうなればその方法で開けるしかない。だがどうやるのだったかさっぱり思い出せない。こうなれば訊いたほうが早い。早速芝浦ヤナセに電話する。その方法とは・・・
ボディの某所にキー穴があるので、そこにキーを差し込んでリア・ハッチを開ける。そうするとセキュリティが作動してホーンが盛大に鳴る(汗)無視してリア・ハッチから乗り込み内側からドア・ロックを解除するのである。これでホーンも鳴り止む。
これでめでたし、めでたしとなるはずだが、こんどはエンジンもかからない(*_*)CORVETTEはエンジン始動もリモコンが関係していて、キーを挿してひねるのではなく、レーシングカーのようにスターター・ボタンを押して始動する。これはどうもリモコンとボディの間に電波障害が発生しているようである。
この場合は、今度はキーではなくリモコンをダッシュボード某所に差込み(専用のスロットがある)スターター・ボタンを押す。リモコンが電波でなく直結されるので、壊れていないかぎりこれでエンジンも始動するのである。
電話で対応してくれたヤナセのサービスの人が「どこか電波塔の近くにいませんか?」と訊くので「東京タワーの真下」と答えると「え~、あそこは最悪なんですよね。電波が強すぎてリモコンが作動しません」という。ふ~ん、そういうもんかいのう(*_*)しかし、そんなこと普通はわかりゃせんわな(__)まあ、壊れたわけではないからよしとしよう(^^)v
それにしても、東京タワーの従業員の人たちは、そんな電磁波の強いところで働いていて体になんの障害もないのだろうか?他人事ながらちょっと心配になった。